最近SNSでエクセルのカラーパレットの表示サイズが大きくなったと話題になっていますね。
これまでよりかなり大きくなったということで、わずらわしさを感じている方も多いと思います。
元に戻せるか気になっている方も多いと思います。
また、セル内の文字の大きさが変更できなくて困ったことはありませんか?
そこで、今回は「エクセルのカラーパレット設定方法は?文字の大きさ表示変更ができない時の対処法!」と題して、エクセルのカラーパレットや文字の大きさ表示の変更について調査します!
エクセルのカラーパレット設定方法で文字の大きさ表示変更は可能?
結論からいえば、カラーパレットの大きさは元に戻せない可能性が高いです。
カラーパレットが大きくなる現象はアップデートした後に確認されています。
エクセル以外のOffice製品でも同じ現象が見られます。
そのため、カラーパレットが大きくなるのはアップデートによる仕様の影響が高いです。
また、カラーパレットの大きさを変更するような機能もないため、現時点では元の大きさに戻すことはできません。
しかし、現在国内外でこのアップデートに対する不満が多く上がっています。
色設定、
笑っちゃうほど デカくなったwww#Excel #Microsoft365 pic.twitter.com/pn7VT19B68— ひよこ@Excel自動化 (@hiyokkonohiyoko) January 12, 2025
なので、今後アップデートでカラーパレットの大きさが変更できるようになるかもしれません。
文字の大きさ表示が変更できないときの対処法を調査!
次に文字の大きさ表示が変更できないときの対処法を解説していきます。
文字の大きさが変更できない原因で一番考えられるのは文字の大きさが固定されていることです。
解除する方法は以下の3つです。
- 「縮小して全体を表示する」を解除する
- シートの保護を解除する
- 読み取り専用の場合、別のブックとして保存する
順番に解説していきます。
1.「縮小して全体を表示する」を解除する
1つ目は「縮小して全体を表示する」を解除することです。
この場合、セルのサイズに合わせて文字の大きさが自動で調節されるため、文字の大きさを変更することができません。
解除する方法は下記の通りです。
①セルを選択して、右クリックをしてセルの書式設定をする
②配置タブの「縮小して全体を表示する」のチェックを外す
③フォトサイズの変更をする
解除すると文字の大きさが変更できるようになります。
2.シートの保護を解除する
2つ目はシートの保護を解除することです。
この場合、エクセルのシートが保護されているため、シート内の編集ができません。
解除する方法は下記の通りです。
①リボンメニュー内の「校閲」をクリックする
②シート保護の解除のアイコンを選択する
これでシートの保護を解除することができます。
ただし、シート保護解除のアイコンを選択した場合、パスワードを要求される場合があります。
この場合、パスワードを入力するとシート保護を解除することができます。
解除すると文字の大きさが変更できます。
3.読み取り専用の場合、別のブックとして保存する
3つ目は読み取り専用の場合、別のブックとして保存する方法です。
開いているシートが読み取り専用の場合、上書き保存ができません。
そのため、文字の大きさの変更ができません。
そのため、別のブックとして保存すると、上書き保存をすることができるようになります。
以上の3つが文字の大きさの固定を解除する方法です。
この方法で解決できない場合は他の方法を調べてみてくださいね。
エクセルのカラーパレットを使いやすくするための方法を調査!
最後にエクセルカラーパレットを使いやすくするための方法をお伝えします。
カラーパレットではカスタム色を設定することができます。
カスタム色の設定方法は2つあります。
- 手動で設定する
- 既存のテーマカラーを変更する
順番に解説していきます。
1.手動で設定する
1つ目は手動で設定することです。
方法は以下の通りです。
①セルを選択する
②ホームボタンから「塗りつぶし」を選択する
③塗りつぶしのオプションの下にある矢印をクリックする
④ダイアログボックスを表示し、カスタムのタブをクリックする
⑤表示されたパネルから色を選択する
こうすることで手動でカスタム色を設定することができます。
また、設定したカスタム色は再利用することもできます。
2.既存のテーマカラーを変更する
2つ目は既存のテーマカラーを変更することです。
テーマカラーはグラフやチャートなどの要素に共通するカラーパレットのことです。
既存のテーマカラーを変更する方法は以下の通りです。
①ホームタブをクリックする
②テーマのカラーボタンをクリックする
③ダイアログボックスで変更したいテーマカラーを選択する
こうすることで既存のテーマカラーを変更することができます。
選択したテーマカラーはエクセル内に自動的に適用することができます。
以上の方法でカラーパレットのカスタム色を変更することができます。
カラーパレットを変更することで、エクセルの表やグラフを分かりやすくすることができます。
ぜひ使いやすいようにカスタムしてみてくださいね!
まとめ
いかがでしたか?
今回は「エクセルのカラーパレット設定方法は?文字の大きさ表示変更ができない時の対処法!」ということで、エクセルについて解説してきました。
大きくなったカラーパレットは現時点では変更できないようです。
今後、大きさが変更できるような設定が導入されるといいですね。
また、今回紹介した文字の大きさの変更の仕方やカラーパレットのカスタムもぜひ活用してみてくださいね!