きゅうりが変色していると感じた場合、どうしていますか?
安全性が気になるため、捨てている人も多いかと思います。
ただ、最近、野菜の高騰も目立つので、もったいないことはしたくないですよね。
どこまでの変色が安全で、どこまでが危険かがわかれば、無駄なリスクを回避することができます。
そこで、今回の記事は『きゅうりの中が少し黄色やオレンジは食べれる?低温障害で危険はない?』を調査していきたいと思います。
- きゅうりの変色で食べられる例と食べられない例
- きゅうりの中が黄色やオレンジに変色する原因
- きゅうりの最適な保存方法
きゅうりの中が少し黄色やオレンジなのは食べられる?
きゅうりが黄色やオレンジでも食べられる例
結論を先に言うと、少しの黄色や少しのオレンジ程度だと、食べられる可能性が高いです。
ただし、黄色やオレンジ色が広範囲に広がっている場合は、劣化の可能性が高いため食べない方が無難です。
具体的に、以下に食べられる基準をまとめてみました。
上記の状態であれば、食べられる可能性は高いです。
実際の画像を見せすると、
引用元:Yahoo!知恵袋
この程度の変色で、変なにおいがせず、全体に張りがあれば、食べられる可能性が高いです。
横の断面をお見せすると、
引用元:Yahoo!知恵袋
画像で見ても、みずみずしくて張りのあることがわかります。
では逆に、食べられない状態はどんな状態か、もう少し詳しく見ていきましょう。
きゅうりが黄色やオレンジでも食べられない例
もし、きゅうりが茶色に変色、または変形したり異臭がする場合、食べられない可能性が高いです。
そうした状態は、腐敗している可能性があるため、注意が必要です。
きゅうりが腐敗した状態は他にもいろいろあるため、以下にまとめてみました。
【きゅうりが腐敗した状態の具体例】
- 異臭がする
- 果肉がぬめぬめしている
- 表面が柔らかくぶよぶよする
- 白いカビが生えている
- 切り口が茶色になり黒ずんでいる
上記の場合は、食べるのを控えた方が良いでしょう。
実際に、食べ物に関するメディアの記事によると、
引用元:ちそう
茶色の変色や、変形した状態は危険であることがわかります。
とはいえ、腐敗している場合、明らかにわかることが多いので、見分けるのは比較的簡単と言えるのではないでしょうか。
きゅうりの中が黄色やオレンジに変色する原因は?低温障害は危険?
きゅうりの変色で考えられる原因は、以下に挙げられます。
- 完熟している
- 低温障害
- 腐っている
以下で詳しく見ていきましょう!
完熟している
きゅうりが熟れてくると、断面が黄色みを帯びてきます。
管理栄養士のメディア記事を見てみると、
引用元:reset-media
「完熟が進むときゅうりは黄色く変わります」とあります。
ちなみに、皮が黄色で、中身が通常の状態は、熟している可能性が高いようですね。
こちらは食べても問題ないとのこと。
低温障害
きゅうりの管理温度が10℃以下になると、低温障害を起こします。
こちらは、食べても問題ありませんが、品質は劣るため、おいしくありません。
低温障害の原因は、きゅうりに含まれるポリフェノールが、低温で酸化酵素と反応するため。
別名、果肉褐変(かっぺん)症とも呼ばれています。
(参考:コープ北陸事業連合)
ちなみに、10℃で保管したきゅうりと20℃で保管したきゅうりを比べてみると、
引用元:タキイ種苗株式会社の資料より
10℃で4日間保存したものは、その4日後に褐色していることがわかります。
こうした状態は、品質が劣るため、温度管理に注意が必要です。
腐っている
熟した状態が進行しすぎると腐敗するので注意が必要です。
なので、オレンジ色が進行している場合などは、食べない方が良いといえます。
あるメディア記事によると、
引用元:オリーブオイルをひとまわし
断面が茶色い場合は「傷みがかなり進んでいる状態」のようですね。
また、表面に白いものが付着しているものは、白カビの可能性があり、廃棄した方が良いとのこと。
通常の状態ではないことがわかりますね。
きゅうりの最適な保蔵方法を教えて?
きゅうりの保存は、夏は冷蔵庫に、冬は日陰の涼しい場所が最適です。
保存方法は、まず、表面に水分があると傷みが激しくなるので、水分をとります。
そのあと、キッチンペーパーや新聞紙で全体を包んだあと、ポリ袋にいれ、ヘタを上にして立てて保管します。
クラシルの情報によると、立てる際は、瓶や牛乳パックなどの容器に入れると良いようですね。
引用元:クラシル
立てて保存する理由は、きゅうりの育った環境と同じようにすると、長持ちするから。
冷蔵庫の野菜室に立てて保存するのも、良いでしょう。
長持ちさせたい人は、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
今回は『きゅうりの中が少し黄色やオレンジは食べれる?低温障害で危険はない?』をお送りしました。
調査の結果、少しの黄色のオレンジであれば、食べられる可能性が高いことがわかりました。
ですが、変色が進行すると、腐敗する可能性もあるため、注意が必要です。
見極めるポイントは、変なにおいがしないか、変形していないか、茶色くなっていないかなど。
保存する際は、できるだけ水分をとってから、保存すると良いでしょう。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!