サイコロジカルホラーSFゲーム『P.I.』
ライブ配信をする女主人公が謎を解くゲームで、その斬新さに非常に好評です。
内容は、「配信者連続〇害事件」を気にする女性が、身元の特定を避けて配信するうちに事件に巻き込まれる話です。
主観的視点で話を進めていくためか、謎の残る部分が多く、考察を求める声が急増中。
そこで今回の記事は、『P.I. ゲームの考察は?ストーリーをネタバレ解説は?怖いのかについても!(ホラー)』を調査してみたいと思います。
【この記事でわかること】
- P.I. ゲームの基本ストーリー
- P.I.のネタバレ考察とネタバレエンディング
- P.I.をプレイした人の感想
P.I. ゲームの基本ストーリーについて(ホラー)
引用元:Steam:P.I.
ゲーム名 | P.I.(Playable introduction) |
ジャンル | ホラー |
プラットフォーム | PC |
発売日 | 2024年12月26日 |
価格 | ¥470 |
制作 | Studio 非 |
P.I.の内容
自宅で配信を行う女性ストリーマー。
パートナー後藤有介の帰りを待ちながら、視聴者からスパチャをもらう生活を送っている。
近所では「配信者連続〇害事件」があり、うかつに住所の特定をされることなく、配信しなければいけない。
自宅になるチャイム、不穏な空気。
何度か配信を重ねるうちに、視聴者は部屋の変化に気づき始める・・・。
P.I. ゲームの考察をネタバレ解説!後藤有介とエンディングについて
※こちらは本作のネタバレ要素が含まれますので、知りたくない方は見ないことをおすすめします。
後藤有介の存在から考える2つのポイント
調査の結果、「P.I.」の考察として、キーとなるのは、パートナー・後藤有介の存在。
彼は、ゲーム本編には一切登場しませんが、ゲーム内容に深く関わっています。
考察を大まかに分けると、以下の2つのポイントが挙げられます。
【「P.I.」ゲームの考察】
- 後藤有介は主人公によって〇された:主人公犯人説
- 後藤有介は「P.I.」そのものを開発した:後藤自〇説
後藤有介は主人公によって〇された
まず、簡単な考察としては、女性ストリーマー自身が後藤有介を〇しているという考察。
実際に、ラストになると、後藤有介の骨壺が登場します。
また、ゲームを進めていると、配信日が変わるごとに、主人公の部屋はどんどん荒れていきます。
一番印象的なのが、誕生日会の配信日の場面。
不穏な部屋の様子を列挙すると、
- ケーキに立てたロウソクがお供え用の太いもの
- まな板が血だらけ
- パーティBOXのアルファベットが「M〇RDER」の可能性
- 後藤有介への督促状が大量に届いている
- レンジに肋骨のようなものを入れている
こうした点が、主人公犯人説を強めていると考えられます。
後藤有介は「P.I.」そのものを開発した
もうひとつの考察は、女性ストリーマーは存在せず、ゲームそのものが後藤有介の作品という説。
後藤はゲーム開発者であり、作品が行き詰って、ひきこもりになった、というのが本筋の設定です。
ですが、ゲームの途中で、このゲーム自体を開発しているような場面があります。
配信画面が文字化けして、隣のパソコンの開発画面と連動しているような描写があります。
さらに、あるエンディングのラストには、最後に後藤自身がチャット欄に「ありがとう」と書いています。
こうした点から、このゲーム自体が、後藤の作品である可能性が浮上します。
つまり、病んだ後藤が、この作品を作り、ラストに作品を骨壺に入れて葬る=「自〇」の意味合いがあると考えられます。
頭のおかしくなった後藤が死ぬために作った作品が、今プレイしているこの「P.I.」、というわけですね。
ちなみに、このエンディングだと、一番最後は最初の画面に戻り、無限ループとなります。
P.I. ゲームのエンディングについて(ネタバレ)
結論を先に言うと、大きなエンディングは2種類あります。
- 女性主人公が首を吊って自〇
- 後藤有介の骨壺に火を入れて新しい生活を始める(無限ループ)
女性主人公が首を吊って自〇
普通にプレイしていたら、こちらのエンドになる可能性が高いです。
部屋がどんどんすさんでいき、有介をひたすら待ったあと、「やっぱりだめね、疲れた」と言い、バッドエンドとなります。
ひきこもりのはずの有介が、外にいるかのような対応をしたり、不可解な点が多いですが、このバッドエンドで、妙に納得してしまいます。
要するに、主人公自身がおかしくなっていた、ということがわかるエンドです。
後藤有介の骨壺に火を入れて新しい生活を始める(無限ループ)
こちらは、先ほど言った「無限ループ」のエンド。
女主人公が自〇する前に、後藤のパソコンを見ると、こちらのエンディングに分岐します。
前の項で紹介した「チャットが文字化けする」箇所のところですね。
この箇所を見ることで、後藤の作品ではないかと思えるようなエンディングへと進んでいきます。
一見ハッピーエンドのように見えますが、後藤の骨壺を燃やすあたりから、「あれ?」と思い始めます。
そして、後藤自身がチャット欄に「ありがとう」と言い、また一から同じゲームが始まります。
この2種類が、今のところ筆者が発見した「P.I.」のエンディングとなります。
P.I. ゲームをプレイしたら怖い?口コミや感想を紹介
では、実際にゲームをプレイした人の感想を見てみましょう!
ご視聴ありがとうございました👹
身バレしないようにするの難しかったね!!
徐々に不穏になっていく部屋が不気味で
進めながら考察捗ったわね👁✨サクッっと遊べて、
ホラー苦手な方でも楽しく遊べそうな作品でした🎮#pi #さなのぶ https://t.co/jQYQtZDzyC— さなのぶ -Sananobu-👹Vtuber💀🖤 (@m1ntCH0C0_m1nt) January 17, 2025
「サクッっと遊べて、ホラー苦手な方でも楽しく遊べそうな作品でした」
まさに配信向けの作品なので、たくさんの配信者の方がYouTube動画をアップされています。
「「kooh」が地味にずっと特定してこようとしてるのこわすぎ」
引用元:レトチャンネルさんの「P.I.」配信コメント欄より
作品中のチャット欄に登場するアカウント「kooh」は、やたらと主人公の場所を知ろうとするコメントをします。
なので、この人が「配信者連続〇害事件」の犯人なのではないか、といった見方もあるようですね。
「粋な演出だった
BGMが一切ないのがリアルっぽくて凄くいい」引用元:もこうの実況チャンネルさんの「P.I.」 配信コメント欄より
「P.I.」は、音楽が一切ない点が、とても日常感が出ており、リアルです。
静かな分、部屋をたたく音や、玄関チャイムに、非常にびっくりさせられます。
以上、口コミ・感想のご紹介でした!
まとめ
今回は『P.I. ゲームの考察は?ストーリーをネタバレ解説は?怖いのかについても!(ホラー)』を特集いたしました。
「P.I.」はゲーム配信者を通して謎解きができる、ミステリー要素の強いホラーゲームであることがわかりました。
非常に凝った作りになっており、プレイ後も余韻を残すラストになっています。
450円という安さながら、画質は良いし、何度でもプレイできるクオリティの高さが魅力です。
この記事を読んで、気になった方は、ぜひご自身でもプレイしてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!